「姑獲鳥の夏」感想
京極夏彦さんの小説「姑獲鳥の夏」
一緒に映画を観に行った友達から借りて読んだんだけど
高校の頃に1度読んだだけだから
すっかりストーリーを忘れている( ̄□ ̄;)!!
かろうじて微妙にラストが分かっている程度(笑)
〜あらすじ〜
20ヶ月もの間妊娠しているという産婦人科の娘。
その夫は1年半前から失踪中。
そんな事件を小説家・関口が古本屋兼神主兼憑物落としの京極堂に相談するが。。。
ホラー要素が強くて、気持悪い場面が多いのではと冷や冷やしていたけど
(ホラー苦手なので)
ミステリー要素の方が多くて一安心。
たまにドキリとする場面がありますが。
むしろ、映像がフラッシュバックする所や
カメラがグルグル回るところが
映像酔いしそうだった(--;
京極堂
堤真一さんとても似合ってました。
着物も着こなしている感じで。
冒頭の台詞を一気にしゃべっていたおかげで
私の頭はまったく理解できずにその後に進んでしまった(笑)
憑物落としの際、髪の毛がちょっとバクハツしてるけど
京極堂自信がセットしているのかなぁ(笑)
「この世には不思議なことなどない」と言っている割には
榎木津の他人の記憶を見る目を信じてる所が
矛盾している気がしますが(^^;
関口
黒ブチメガネと挙動不審と首の傾きが
たまらなくナイスだった永瀬さん。
対人恐怖症・幻覚を見る、などヘヴィーな正確なので
出番の割りに台詞はなかったです。
どうやって奥さんと知り合えたのか気になる(笑)
榎木津
阿部さん=上田先生の図式が成り立ってしまっている私(笑)
バイク乗りまわしたり真っ白いスーツだったりと
なかなかハイカラですな。
思いのほか出番が少なくて残念(T_T)
木場
宮迫さん、いろいろ出ますね〜。
勢いがあって良いですな。
原作の木場をド忘れしたので、原作と比較できない(^^;
久遠寺涼子・梗子
原田知世さんが二役・さらには多重人格だったりもして
事件の真相が分かった時には
どの役を演じているのかごちゃごちゃになってしまった。。。
憑物を落とした後の梗子さんはどうなったのでしょうか???
昭和27年の風景というのは
写真でしか観ることが出来ないけど
京極堂の古本屋や、久遠寺病院が
ちょうどよい(?)古びた感じで
なかなかよろしいかと。
賛否両論はありますが
私はかなり楽しめました。
続編やるのかな?
やって欲しいな〜。
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